東北GIS技術研究会 研修会に関係する情報
北海道GIS技術研究会会員各位
東北GIS技術研究会研修会に参加して
7月25から27日にかけ東北研究会から御案内があり、別紙内容の研修会に
参加致しましたので、会員各位に報告致します。
研修会には、NPOから碓井理事長、宮島専務理事、馬場理事(マプコン社長)、
北海道研究会から石田が来賓参加し2日間総勢32名が情報交換を致しました。
※25日、各位の講話内容を紹介致します。
碓井理事長:
理事長は3・11以来、ご自身研究もあり今回で3回被災地と視察と自治体・
県庁(被災3県)の復興事業担当部局と面談による基盤地図と電子国土地図を
復興事業でどの様な部局で利用されたか、利用していない役所にはその原因と
利用利点を指導と研究の一部を講話して頂きました。
役所を訪問するときは地域のGIS研究会員も同行させるなど、NPOのPRにも尽力して
頂きました。事などの講話内容でした。
宮島専務理事:
GIS産業として、今後の国の動向などを講話頂きました。
馬場理事
技術者に有りがちな、偏った視線では見過ごす事が多いと言う内容の講話でした。
※26日 意見交換会
東北会員のGISへの取組み状況等参加者全員の発表。
佐野会長:
NPO技術委員会のスローガンである基盤地図技術のスキルアップを東北研究会も
研究課題とし行くので各位の協力を願う。
復興事業には各位の立場で関わっているので、事業成果のGIS技術を利用した管理には
積極的に参画するので更なる各位の研鑽に努力願う、外部発信は東北GIS研究会とし
積極的に推進します。
石田発言:
GISに取組む会員各位の姿勢は北海道も全国会員の皆様も同じ状況ではないかと思います。
発足当時は研究会のセミナー等で社員教育に取組み、スタートしたが時間が過ぎ教育した
社員も退職し社内に技術が残っていない、此は経営側の覚悟の決め方の結果だったのでは
ないでしょうか。
自分の経験からGIS社員を夏場現地要員にすることが技術の定着しない大きな原因と考えます。
また、GISを産業にするには、技術者の立ち位置を明確にする事、この分野には歩掛がない
現実を解決しないとGIS産業と言う形には成らないと考えています。
此については、全国的課題とし研究する必要を切実に感じています。
碓井理事長:
今の話は、言われ続けて久しい課題です、今までは先に手掛けた者、力のある者が
勝ってきましたがクラウド又はシンクライアントが通信技術の主役に成りつつあります。
このシステムは通信専門分野からの参入が多い現状を理解すると、対峙するのでは無く、
地元を理解し測量技術を持つ者がデータベースに特化するべきと考えています。
共存を考えるべきでしょう。
※9時から12時過ぎまで、東北の皆様の熱心な自由討論を拝聴し理事長の言葉で閉幕しました
※プログラムは掲示の内容でした。
平成25年7月31日 記事                            
報告者:石田廣幸                            
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